「さわら雛舟春祭り」ひな人形にふんして舟で川進む 千葉 香取

きらびやかな衣装を着て、ひな人形にふんした人たちが舟に乗り川を進む催しが、千葉県香取市で行われました。

「さわら雛舟春祭り」は、江戸時代の町並みの面影が残る香取市佐原地区の中心を流れる小野川で行われました。

祭りでは、参加したおよそ60人がきらびやかな衣装を着て、「おびな」や「めびな」、それに五人ばやしなどのひな人形にふんして、5そうの舟に乗って川を進みました。

舟の上では地元の団体による雅楽の演奏が行われ、川岸に集まった観光客は風情のある光景と演奏を楽しんでいました。

神奈川県から訪れた女性は、「この祭りを見に来るのは2回目ですが、ゆっくり見られるのがよいです。華やかで春らしい気分になります」と話していました。

両親とパレードに参加した女の子は、「お姫様になって楽しかったです。とてもすてきだと思いました」と話していました。