水木しげるさん生誕101年を記念 妖怪仮装でパレード 鳥取 境港

「ゲゲゲの鬼太郎」などの作品を残した漫画家、水木しげるさんの生誕101年を記念するイベントが出身地の鳥取県境港市で開かれ、妖怪の仮装をして練り歩くパレードなどが行われました。

「水木しげる生誕祭」は、水木さんが生まれた3月に毎年開かれていて、このうち妖怪の仮装をするパレードは新型コロナウイルスの影響で、4年ぶりに行われました。

境港市の「水木しげるロード」では、「鬼太郎」や「ねこ娘」、それに「ねずみ男」など漫画「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみのキャラクターに仮装したファンなどおよそ350人が集まり、地元の吹奏楽団の音楽に合わせて練り歩きました。

そして、水木さんの妻の武良布枝さんなどの家族を招いてセレモニーが行われ、集まったファンとともに、妖怪たちが描かれたケーキで、水木さんの生誕101年を祝っていました。
セレモニーのあと、武良さんは「盛大な催しを開いてもらい、ことばにならないくらい感無量です。皆さんの熱い思いを感じて夫も喜んでいると思います」と話していました。

愛知県からパレードに参加した女性は、「水木さんのことが大好きな人たちと久しぶりに会え、皆でお祝いできて、よかったです」と話していました。