幼稚園児がひな人形に「ひな祭りの会」 岐阜 高山

3月3日の桃の節句に合わせ、岐阜県高山市の幼稚園では2日、子どもたちがひな人形になる「ひな祭りの会」が開かれました。

「ひな祭りの会」は、高山短期大学付属幼稚園が子どもたちの健やかな成長などを願っておよそ40年前から毎年、開いています。

2日は、年長の園児の代表15人がひな人形にふんすることになり、子どもたちはまず、音楽室で先生たちに手伝ってもらいながら職員手作りの華やかな衣装を身につけ、刀や弓矢といった小道具を持ちました。

そしておびなやめびな、3人官女や5人囃子などの姿になった子どもたちは、体育館に準備された4段のひな壇に順にのぼって座りました。

ことしは新型コロナウイルスの感染対策が緩和されて、4年ぶりにほかの学年の園児も参加するひな祭りの会になりました。
ひな人形になった子どもたちは、マスクをしたほかの園児や保護者が歌を歌ったり、写真を撮ったりする中で会を一緒に楽しんでいました。

会の後、おびなにふんした園児は「緊張しました。写真を撮ってもらってうれしかったです」と話していました。