舞妓らが節分を前に豆まき 無病息災祈る 京都 祇園の八坂神社

3日の節分を前に、京都 祇園の八坂神社で舞妓たちが3年ぶりに豆まきをし、無病息災を祈りました。

京都市東山区の八坂神社では、節分の日とその前日に1年の無病息災を祈って舞の奉納や豆まきが行われてきましたが、新型コロナの影響で2年連続で中止されていて、ことしは3年ぶりの開催となりました。

2日はまず、境内にある舞台で京都の花街のひとつ、先斗町の舞妓たちが華やかな舞を披露しました。
このあと舞妓たちと神社の関係者から選ばれたことしの年男や年女の人たちが、舞台の上から太鼓の拍子に合わせて白い袋に入った豆をまきました。
豆は食べると御利益のある「福豆」と呼ばれ、訪れた人たちは、手を伸ばして取り合っていました。
三重県から訪れた40代の女性は「コロナ禍でこれまでさまざまな規制があったが、もうすぐマスクがとれるかもしれない。規制が緩和されればもう少し遊びに出て楽しい1年にしたい」と話していました。

ドバイから訪れたという30代の女性は「日本が大好きで今回が5回目です。豆をひとつとりました。ことしは結婚したいです」と話していました。

八坂神社の豆まきは、節分の3日も行われます。