「氷瀑まつり」始まる 北海道 上川町 層雲峡温泉

北海道上川町の層雲峡温泉では、「氷瀑まつり」が28日夜から始まり、大勢の観光客でにぎわっています。

「氷瀑まつり」は、冬の層雲峡温泉を楽しんでもらおうと毎年この時期に行われていて、石狩川の河川敷の会場には、呼び物になっている氷の像がおよそ30、並べられています。

氷の像は色とりどりの照明でライトアップされ、訪れた人たちはお気に入りの像の前でポーズを取って写真を撮影するなどしていました。

ことしは新型コロナウイルスの感染拡大で取りやめていた飲食ブースや酒場などが3年ぶりに設けられました。
中には氷で作られたテーブルもあり、そこで熱かんやココアを楽しむ人もいて、大勢の観光客でにぎわっています。

三重県から来たという20代の女性は「私たちの地域では見ることができない景色で、ライトアップもされていてとても感動しました」と話していました。

オホーツク海側の訓子府町から来たという70代の男性は「氷像の中に鋭いつららが無数にあって迫力満点でした」と話していました。

上川町の「氷瀑まつり」は3月12日まで開催されています。