岐阜 白川郷 合掌造りの家屋のライトアップ始まる

合掌造りの集落が世界遺産に登録されている岐阜県白川村の白川郷で、合掌造りの家屋が照らし出されるライトアップが15日から始まり、訪れた観光客が幻想的な景色を楽しみました。

初日の15日は午後5時半から7時半まで、集落のおよそ120棟の合掌造りの家屋のうち、およそ30棟がスポットライトなどで照らし出されました。

15日の積雪は30センチほどと例年より少なくなりましたが、訪れた観光客は集落の中を歩いて回りながら、かやぶき屋根の家々を写真に収めるなど、幻想的な景色を楽しんでいました。

白川郷のライトアップは、新型コロナウイルスの感染拡大でこの2年は中止などの対応をとりましたが、今回は見学できる人を事前予約制にして、一日およそ3000人までに制限するということです。

京都から観光で訪れた60代の女性は、「想像以上にきれいでした。幻想的でおとぎの国のようです」と話していました。

ライトアップは来月19日にかけての毎週日曜日に行われる予定です。