サッカー世界ランキング 日本は20位に上昇 アジアでトップに

FIFA=国際サッカー連盟は22日、ワールドカップカタール大会の結果を踏まえた最新の世界ランキングを発表し、日本は大会前のことし10月から順位を4つ上げて20位となりました。

FIFAは、先月から今月にかけて行われたワールドカップカタール大会の結果などを踏まえて、22日に最新の世界ランキングを発表しました。

日本はワールドカップカタール大会でドイツとスペインという優勝経験のある強豪を破って1次リーグを1位で突破しましたが、決勝トーナメント1回戦でペナルティーキック戦のすえに敗退し、9位で大会を終えました。

この結果、最新の世界ランキングで日本は大会前の10月と比べて順位を4つ上げて20位となりました。

アジアサッカー連盟に加盟する国と地域の中ではイランを抜いて日本がトップになりました。
世界ランキング1位はブラジルのままでしたが、ワールドカップで36年ぶり3回目の優勝を果たしたアルゼンチンは順位を1つ上げて2位になりました。準優勝したフランスは順位を1つ上げて3位になりました。

また、ワールドカップで3位に入ったクロアチアは順位を5つ上げて7位となったほか、アフリカ勢で初めてベスト4に進出したモロッコが22位から大きく順位を上げ11位と躍進しました。

最新ランキング(カッコ内は前回10月発表時との比較)

1位 ブラジル   (変動なし)
2位 アルゼンチン (↑1)
3位 フランス   (↑1)
4位 ベルギー   (↓2)
5位 イングランド (変動なし)
6位 オランダ   (↑2)
7位 クロアチア  (↑5)
8位 イタリア   (↓2)
9位 ポルトガル  (変動なし)
10位 スペイン   (↓3)
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20位 日本     (↑4)
24位 イラン    (↓4)
25位 韓国     (↑3)
27位 オーストラリア(↑11)
49位 サウジアラビア(↑2)