正月に向け 臨時でみこ務める学生らの研修会 京都 北野天満宮

多くの人が初詣に訪れる京都市の北野天満宮で、正月に臨時でみこを務める学生らの研修会が行われました。

学問の神様菅原道真をまつる京都市上京区の北野天満宮では、毎年、正月に入学試験の合格などを願う参拝者が数多く訪れることから臨時のみこを募集しています。

4日 2回に分けて研修が行われ、赤いはかまを身につけた大学生などおよそ70人が境内に集まり、最初に本殿にお参りをしておはらいを受けました。

続いて別室に移動し神職から、お守りやお札は1体、2体と数えるなど当日心がけることばづかいや、参拝者に授与するときの作法などを学びました。

このあと2人1組になって参拝者とみこ役にわかれてお守りの授与の練習を行い、手順を確認していました。
研修に参加した京都市の大学3年生の女性は、「多くの人が訪れるので、気持ちよく新年を迎えてもらえるように丁寧な対応をしていきたい」と話していました。

北野天満宮では正月三が日で100万人近い参拝者を見込んでいるということです。