全国からコスプレ愛好家 3年ぶりにイベント開催 静岡市

アニメや映画などのキャラクターにふんした「コスプレ」の愛好家たちが全国から集まるイベントが3年ぶりに静岡市の商店街などで開かれ、多くの人たちが写真撮影を楽しみました。

この「富士山コスプレ世界大会」は、静岡市清水区のJR清水駅前にある商店街で毎年開かれていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で去年まで2年連続で中止となっていました。

3年ぶりの開催となった19日は、午前10時半に開会が宣言されると、アニメや映画などのキャラクターにふんした「コスプレ」の愛好家が商店街のアーケードを歩いて自慢の衣装を披露していました。

またイベントでは、人気のコスプレイヤーと写真撮影ができるコーナーが設けられ、訪れた人たちが列をつくって、静岡県出身のコスプレイヤーとの交流を楽しんでいました。

イベントの実行委員会によりますと、3年前の催しでは2日間の開催期間中に全国からおよそ2200人のコスプレの愛好家が集まり、およそ3万6000人の一般客が訪れたということです。
神奈川県から訪れた20代の女性は「コロナ禍でイベントが行われず、きょうが初めての参加でした。ずっと楽しみにしていたのでとてもうれしいです」と話していました。

この催しは静岡市清水区の清水駅前銀座商店街やJR清水駅東口公園などで20日まで開かれています。