アフリカの女性リーダーと食料の安定確保を議論 初開催へ 東京

アフリカの女性リーダーたちと食料を安定的に確保する方策を議論する会議、「アジア・太平洋・アフリカ女性経済サミット」が今月下旬から初めて開かれることになりました。

会議は、アフリカ支援などを行っている日本の団体が主催して、今月28日から4日間、東京都内で開かれます。

ウガンダやガボンなど10か国の首相や大統領夫人といった女性リーダーを招待していて、日本の国会議員なども出席する方向で調整が進められています。

会議ではアフリカで食料を安定的に確保する方策を議論するほか、アフリカでコメ作りの技術指導を行う専門家による講演も行われます。

また、さいたま市の小学校で学校給食の視察も予定されています。

アフリカでは、おととしバッタが大量に発生したことで食料確保が課題となっているうえ、ウクライナ情勢を背景とした食料危機への懸念も根強く、主催者側は子どもたちの未来のため、自給技術の向上や各国の協力体制の構築などを後押ししたいとしています。