モータースポーツ最高峰の1つ WRC世界ラリー選手権 日本で開催

モータースポーツの最高峰の1つ、WRC=世界ラリー選手権が、愛知県と岐阜県を舞台に10日から4日間の日程で始まりました。日本での開催は12年ぶりです。

WRC=世界ラリー選手権は、F1と並ぶ世界最高峰のモータースポーツの1つとして知られ、愛知県の豊田市や岡崎市、岐阜県の恵那市など6つの自治体を会場に10日から始まりました。

日本での開催は12年ぶりで、東海地方での開催は初めてです。
初日の10日は豊田スタジアムでセレモニーが行われ、選手たちが入場すると集まったファンが拍手で迎えました。

そして、選手たちはそれぞれのラリーカーに乗り込み、豊田市内の公園に設営された最初のコースに向けて、次々とスタジアムを出発していきました。

競技の様子はスタジアムのビジョンに映し出され、ラリーカーはエンジン音を上げながらコースを順番に走ってタイムを競っていました。
今回、トップカテゴリーの「ラリー1」にはトヨタ自動車、アメリカのフォード、韓国のヒョンデ自動車から合わせて9台が参戦していて、愛知県出身の勝田貴元選手が日本人で唯一、トヨタのチームのドライバーとして出場しています。

WRC=世界ラリー選手権は今月13日の夕方に、すべての日程を終える予定です。