東京五輪・パラから1年 大会競技を体験する催し 国立競技場

東京オリンピック・パラリンピックから1年がたち、大会の開催を記念するイベントが国立競技場で開かれ、大会で行われた競技を体験する催しが行われました。

イベントは、大会から1年がたったことを記念したハーフマラソン大会に合わせて開かれました。

国立競技場内の会場には、陸上競技や東京大会で初めて採用されたスケートボードなど8種類の競技を体験できるブースが設置されました。

このうち、日本人選手が金メダルを獲得するなど活躍が話題となったスケートボードの体験ブースでは、参加した人たちが中学生や高校生のプロ選手から、ボードの滑り方や止まり方などの基本の技術を教えてもらっていました。

また、パラリンピックで日本代表が銅メダルを獲得した車いすラグビーのブースでは、実際に車いすに乗って選手のタックルを受けることができ、体験した人は、車いすどうしがぶつかる迫力に歓声をあげていました。
車いすラグビーを体験した40代の女性は「間近で見るのも初めてですが、ぶつかる衝撃に驚きました。大会をめぐる汚職事件もありますが、頑張った選手がかわいそうなので、クリーンにしてほしい」と話していました。

また、スケートボードを体験した30代の男性は「東京大会では、若い選手の活躍が印象に残っていて刺激を受けました。新しいスポーツとして日本で発展してほしい」と話していました。