マクドナルド 商品全体の約6割10~30円の値上げへ ことし2度目

大手ハンバーガーチェーンの日本マクドナルドが、原材料価格の高騰に加え、急速な円安などを理由に、今月末にことし2度目の値上げをすると発表しました。ハンバーガーは税込みで130円から150円に、チーズバーガーは160円から180円に値上げします。

発表によりますと、値上げは店頭で販売している商品全体のおよそ6割にのぼり10円から30円値上げします。宅配サービスや会社が展開するコーヒーチェーンでも、一部の商品を値上げするとしています。

会社では、ことし3月にもハンバーガーを含め、商品のおよそ2割を10円から20円値上げしました。

2度目の値上げについて、会社では、小麦や牛肉をはじめ原材料価格の高騰などが続いていることに加え、外国為替市場で円安が想定を上回る勢いで進んだためだとしています。

日本マクドナルドは「引き続き品質向上と安定した原材料調達、より効率的な物流網の構築に努めてまいります」とコメントしています。