7月に誕生の双子のレッサーパンダ初公開 横浜 金沢区の水族館

横浜市の水族館で、ことし7月に生まれたレッサーパンダの双子の赤ちゃんが初めて一般に公開され、2頭でじゃれ合う愛くるしい姿が人気を集めています。

横浜市金沢区の水族館で7日から一般公開が始まったのは、ことし7月に生まれたレッサーパンダのオスとメスの双子の赤ちゃんです。

母親が育てるのは難しいと判断し、飼育員が健康観察しながらミルクを与えて育てる「人工哺育」を行っていて、体重1000グラム近くまですくすくと育ちました。

7日は2頭でじゃれあったり哺乳瓶に入ったミルクを一生懸命飲んだりする愛くるしい姿がみられ、家族連れなどが写真を撮りながら楽しんでいました。

茅ヶ崎市から家族4人で訪れた女性は「赤ちゃんのレッサーパンダは初めて見ましたが、とてもかわらしい姿を見られてよかったです。大きくなっていく様子を子どもと一緒にまた見に来たいです」と話していました。

横浜・八景島シーパラダイス飼育員の大坪裕美さんは「人工哺育なので生まれた日から緊張の毎日ですが、多くの人に楽しんでもらえて感慨深いです。2頭が成長していく姿を今後も見守ってほしい」と話していました。

一般公開は来月16日までで、その後の展示方法は検討中だということです。