3年ぶりの竿燈まつり きょうは技や美しさ競う 秋田

3年ぶりに3日から始まった東北を代表する夏祭りの1つ、秋田市の「竿燈まつり」は、2日目の4日から、竿燈を上げる技や美しさを競う「妙技大会」が行われています。

「竿燈妙技大会」は日中に行われることから「昼竿燈」とも呼ばれ、6つの部門に分かれて技を競い合います。

秋田市中心部の広場では午前9時から、およそ100の団体が参加する団体競技が行われ「差し手」と呼ばれる男性たちが、5人1組になって竿燈を交代で持ち上げました。
長さ12メートル、重さ50キロにもなる大きな竿燈を、額や肩、腰で支えてバランスをとり、次々と技を披露していました。

会場には多くの観客が集まり「差し手」たちの多彩な技や、夏空に揺らめく竿燈の姿を楽しんでいました。

横浜市から訪れた60代の男性は「重い竿燈を軽々と持ち上げて技を披露するのはすごいと思います。見に来ることができてよかったです」と話していました。

また、秋田市の6歳の男の子は「額に竿燈をのせる技はかっこいいと思います。自分も大きな竿燈を持ち上げてみたい」と話していました。

妙技大会は5日まで予選が行われ、竿燈まつり最終日の6日、決勝が行われます。