東北の梅雨入り発表 梅雨のない北海道除く全地域梅雨入り

前線の影響で本州を中心に雨が降り、気象庁は15日午前11時、東北が梅雨入りしたと発表し、梅雨のない北海道を除くすべての地域が梅雨入りしました。この時期は毎年のように災害が起きていて、改めて災害のリスクや避難方法を確認し備えを進めてください。

15日は、前線や湿った空気の影響で太平洋側を中心に雨雲が流れ込んでいて、東北でも曇りや雨となっています。

気象庁は、東北ではこの先1週間も曇りや雨の日が多いとして、15日午前11時「東北の南部と北部が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。

東北の梅雨入りは、
▽平年に比べて南部で3日遅く、北部は平年並み、
▽去年に比べて南部、北部ともに4日早くなっています。

これで、梅雨のない北海道を除くすべての地域で梅雨入りが発表されました。

本格的な大雨シーズンに 備えの確認を

今後、梅雨前線は北上する見込みで、18日の土曜日や、19日の日曜日は西日本を中心に雨量が増える可能性があります。

梅雨の時期は毎年のように記録的な大雨が降って、各地で被害が相次いでいます。

あらかじめハザードマップなどで自宅や職場の周辺の災害のリスクを調べ、もし大雨になったらどう行動したらよいか、避難場所はどこにするか、再確認してください。