たまねぎ高騰 安く買おうと産地には多くの観光客 兵庫 淡路島

天候不順などでたまねぎの価格が高騰する中、主力産地の兵庫県淡路島の観光施設には少しでも安く買い求めようと、多くの観光客が訪れています。

南あわじ市福良の「うずの丘 大鳴門橋記念館」では、淡路島特産のたまねぎをかたどった大きなオブジェと写真を撮ったり、たまねぎを釣り上げるクレーンゲームなどを楽しんだりすることができます。

また、たまねぎを使ったスープやお菓子なども販売されていて、なかでも人気はとれたてのたまねぎで、4種類のたまねぎが店頭に並んでいます。

訪れた人たちは、たまねぎが入った袋を手に取り、価格や大きさなどを比較しながら買い求めていました。

奈良県から訪れた50代女性は「たまねぎは常備している食材で、淡路島のたまねぎは大きくて、甘くておいしいので、10キロほど買いました。農家の負担を考えると安ければいいというわけではないが、消費者としては今後安く買えたらうれしい」と話していました。

また、神戸市の80代女性は、「クレーンゲームでたまねぎの袋詰めを当てて、値上がりしている今、とても助かります。毎日欠かさず食べていて、持って帰ったらスライスして食べようと思う」と話していました。