岡山の高校 全国初のアーバンスポーツ部創設 五輪で注目集める

東京オリンピックで注目を集めたスケートボードや自転車BMXなどの「アーバンスポーツ」に岡山市の高校が来年度から部活動として取り組むことになり、校内に完成した専用の練習施設がお披露目されました。

「アーバンスポーツ部」ができるのは岡山市北区の岡山理科大学付属高校です。

体育館の1つを丸ごと使って「パーク」と呼ばれる専用の練習施設が完成し、来年度からの活動開始を前に、プロの選手によるデモンストレーションが行われました。

BMXフリースタイルの小型の自転車やスケートボードで滑り降りたり、ジャンプをしたりするための高さや角度が異なる斜面がいくつも設置されています。

街なかで生まれ、若者に人気の「アーバンスポーツ」は、東京オリンピックで日本勢が活躍して大きな注目を集めました。

高校によりますとアーバンスポーツ部の創設と屋内の練習施設の設置は、全国で初めてだということです。
岡山理科大学付属高校の田原誠校長は「オリンピックに出場する選手やメダリストを育て上げ、アーバンスポーツの認知度を岡山から広げていきたい」と話していました。