パスポート新規発行手続き 大阪など16府県でオンライン可能に
パスポートを新規に発行する手続きが、27日から大阪や埼玉など16府県で、オンラインでできるようになりました。
スマートフォンなどでマイナンバーカードの情報を読み取って申請すれば、窓口に出向くのは受け取りの際の1回で済みます。
パスポートの新規発行や更新手続きは、住民登録がある都道府県などの窓口に出向いて、本人確認書類などを添えて申請する必要がありますが、利便性を向上させるため、オンラインで行えるよう各地でシステムの整備が進められています。
そして、27日から
▽新規発行の申請が、大阪や埼玉など13府県の全域と、茨城、熊本、沖縄の3県の一部の窓口で、
(13府県=青森、宮城、埼玉、千葉、富山、大阪、京都、和歌山、鳥取、
徳島、香川、高知、大分)
▽更新の申請は、一部を除く全国でオンラインで行えるようになりました。
スマートフォンなどで写真や自筆のサインの画像を登録したうえで、マイナンバーカードの情報を読み込むなどして申請し、窓口に出向くのは受け取りの際の1回で済みます。
外務省領事局の長尾成敏・政策課長は「夜間、休日問わず、いつでもどこでもスマホがあれば申請ができるので、ぜひ利用していただきたい。新規でオンライン申請できる窓口も増える見通しだ」と話しています。