ANA 羽田と中国本土結ぶ国際線 来月から約3年ぶりに再開へ
航空大手のANAホールディングスは、新型コロナウイルスの影響で運休が続いている羽田空港と中国本土を結ぶ国際線の運航を、来月からおよそ3年ぶりに再開することを決めました。
会社では新型コロナの感染拡大の影響で、2020年3月以降、羽田空港と中国の北京、上海を結ぶ便の運休が続いています。
こうした中、会社では日中両国の水際対策が緩和されたことなどを受けて、来月1日からおよそ3年ぶりに、これらの路線の運航を再開することを決めました。
会社によりますと、
▽羽田空港と上海の虹橋空港
▽上海の浦東空港の路線で
それぞれ週7往復、運航します。
また
▽羽田空港と北京を結ぶ路線は週5往復で再開し、来月10日以降は週7往復に増便する予定です。
ANAは「今後も両国の情勢を見ながら、需要に応えられるよう増便を検討していきたい」としています。
また、日本航空では今月に入り、
▽羽田空港と上海の浦東空港を結ぶ便がおよそ3年ぶりに運航を再開したほか、26日以降は
▽羽田空港と北京を結ぶ便の増便なども予定されています。
各社では観光やビジネスを目的とした人たちの利用を見込んでいるということです。