WBC日本代表 あす9日初戦 グッズ品薄の都内スポーツ用品店も

野球の日本代表は9日、WBC=ワールド・ベースボール・クラシックの初戦を迎えます。これを前に都内のスポーツ用品店には、日本代表のグッズを購入しようと多くのファンが訪れ、品薄の状態となっています。

東京 千代田区にあるスポーツ用品店では、先月25日から日本代表の一部の選手のユニフォームやタオルのほか、WBCの公式ボールなどを販売しています。

このうち、大リーグの大谷翔平選手とダルビッシュ有選手の大人用のユニフォームは販売開始から1時間ほどですべて売り切れ、その後も入荷の見込みが立っていないということです。

店では、WBCのグッズについては1種類当たり1点しか購入できないよう制限していますが、ほかの選手のグッズや公式ボールなどもほとんどが売り切れ、8日正午の時点では子ども用のユニフォームなどが数点残っているだけとなっていました。

店には開店直後から多くのファンが訪れましたが、目当てのグッズがないため、残念そうに店をあとにする姿が見られました。

9日の中国との初戦を球場で観戦するという鹿児島県の男子大学生は「大谷選手のユニフォームがほしくて店に来ましたが、やはりWBCグッズは人気だと思いました。追加販売を待ちたいです」と話していました。

10日の韓国戦を球場で観戦するという都内の20代の女性は「ユニフォームを着て応援したいですが、当日に球場で買おうとすると並ぶと思ったので、事前に購入しにきました。ほかの店にも行ってみようと思います」と話していました。
「スーパースポーツゼビオ東京御茶ノ水本店」の岩田壮平さんは「WBCのグッズについて問い合わせや来店客の数が多く驚いています。売り切れたグッズについては、ほかの店舗に在庫があれば取り寄せられるよう発注をかけていて、できるだけ入荷できるようにしたいです」と話していました。