このうち「氷の洞窟」は、建設用の足場におよそ1か月間、水をかけて凍らせて作られました。
訪れた人たちは洞窟の中に入り、氷に囲まれた神秘的な空間を楽しんでいました。
このほか、会場では大きな雪の滑り台やかまくらなども設けられています。
家族で訪れた30代の男性は「ここまでの雪は経験したことがないので、子どもたちとそり遊びなどをしたい」と話していました。
催しを主催する会社の久保田梓さんは、「寒さの厳しい薮川地区だからこそ楽しめる、氷や雪の神秘的な景色やパウダースノーの銀世界を見に、多くの人に訪れてもらいたいです」と話していました。
このイベントは、来月26日まで開かれる予定で、夜はイルミネーションも楽しめるということです。
“本州一寒い”と言われる盛岡市薮川地区に氷の洞窟やかまくら
「本州一寒い」とも言われる盛岡市郊外の地区で、氷の洞窟やかまくらなどを楽しめる催しが始まりました。
盛岡市郊外の薮川地区は標高が700メートル近くあり、冬は最低気温がマイナス20度を下回る日があるなど、「本州一寒い」場所と言われています。
この厳しい寒さを生かして、冬のレジャーを体験できる催しが始まりました。