“野鳥レストラン” オープン 窓越しに野鳥を観察 福井 大野

冬山で餌台に集まってくる野鳥を建物の中から窓越しに観察できる「野鳥レストラン」が福井県大野市の県自然保護センターにオープンしました。

福井県自然保護センターでは、毎年この時期に冬山のバードウォッチングを楽しんでもらおうと、屋外に「野鳥レストラン」と名付けた餌台を設置して、来館者が窓越しに野鳥を観察できるようにしています。

センター周辺は現在、90センチほどの積雪がありますが、雪が積もると餌を探すのが難しくなるため「野鳥レストラン」には多くの野鳥が訪れます。

この日の「レストラン」にはヤマガラやシジュウカラ、それにコガラが次々に姿を見せ、餌のヒマワリの種をついばんでいました。
また、森の中ではキツツキの仲間のコゲラやリスの姿もみられ、訪れた家族連れなどが愛らしい姿を眺めたり、写真に収めたりしていました。

センターによりますと、野鳥は午前中の早い時間のほうが餌台にたくさん集まってくるということです。

石川県から撮影に訪れた男性は「こちらには初めて来たのですが、鳥の様子を近くで撮影できてよかったです。野鳥以外にもリスも見られて楽しめました」と話していました。

この「野鳥レストラン」は来月28日まで大野市の福井県自然保護センターで開かれています。