河口湖で紅葉が見頃 多くの観光客でにぎわう 山梨

富士山の山梨県側のふもとにある河口湖で紅葉が見頃を迎え、この時期ならではの景色を楽しもうと多くの観光客でにぎわっています。

富士五湖の一つ、河口湖の湖畔沿いにはカエデなどの木々が数多く植えられていて、ことしも順調に紅葉が進み、見頃を迎えています。

8日も晴れて行楽日和となり、午前中から多くの人が訪れ、うっすらと雪化粧した富士山と紅葉を写真に収めたり、辺りを散策したりしていました。

神奈川県から旅行で訪れた70代の夫婦は「去年も来ましたがことしも赤みが鮮やかできれいです。いい時期に来られて、天気にも恵まれて本当によかったです」と話していました。

また、湖の周辺では恒例の「紅葉まつり」が開かれていて、トンネルのように連なった木々の紅葉を楽しめるまつりの名所「もみじ回廊」は、ことしから2倍近くに延長されて、多くの人の目を楽しませています。

主催した協議会によりますと、河口湖の紅葉は最終日の今月23日ごろまで楽しめるほか、日没後にはライトアップした木々の姿も見られるということです。