電動キックボード 飲酒運転の集中取締り 東京 渋谷

手軽な移動手段として利用が広がっている電動キックボードによる飲酒運転が相次いでいるとして、警視庁は15日未明に東京都内で、集中的な取締りを行いました。

取締りが行われたのは、東京 渋谷の繁華街の路上で、警視庁の警察官14人が集まりました。

電動キックボードは法律上、車両にあたることから公道を走る際には運転免許が必要で、飲酒運転は取締りの対象になります。

警視庁によりますと、都内では公共交通機関の運行が終了した深夜から未明の時間帯に電動キックボードによる飲酒運転が相次いでいて、ことしに入り先月末までに39件が検挙されているということです。
取締りでは、警察官が電動キックボードに乗った人を呼び止めて、アルコール測定器を使って飲酒しているかどうか確認していました。

15日は、1人が飲酒運転で検挙されたということです。

警視庁は継続的にこうした取締りを行い、電動キックボードの適切な利用を促していくことにしています。
警視庁交通総務課の横山善宏管理官は「飲酒運転は重大な犯罪なので、お酒を飲んだら、絶対に運転をしないようにしてほしい」と話していました。