また、旅行会社がツアーの責任者となり、ツアー客が入国した時点で、電話やメールなど日本に滞在する間の連絡手段を確保し、マスクの着用など基本的な感染対策を徹底するよう説明する必要があるとしています。
観光庁によりますと、ことし6月の外国人観光客の受け入れ再開以降、ツアー客の感染は報告されていませんが、今後も感染対策を徹底しながら、徐々に訪日客の受け入れを増やしていきたいとしています。
外国人観光客 ツアー限定も自由にスケジュール組むこと可能に
今月7日から観光目的の外国人に関する制限が緩和されるのを受けて、観光庁は受け入れのガイドラインを見直しました。旅行のスケジュールをこれまでより自由に決められる一方、旅行会社に対し日本に滞在する間のツアー客との連絡手段の確保を求めています。
政府は今月7日から水際対策を緩和し、外国人観光客の入国については、すべての国を対象に添乗員を伴わないツアーも認めることにしています。
これを受けて、観光庁は外国人観光客を受け入れる際のガイドラインを見直しました。
それによりますと、個人旅行は引き続き認められず、旅行会社が航空チケットや宿泊先を手配したツアーに限定されます。
ただ、これまでは、訪問先もあらかじめ決まっていましたが、今後は、日中の観光や食事などについて、ツアー客が自由にスケジュールを組むことが認められます。