携帯各社の割安プラン契約数 4050万件に 1年で2.5倍余に
金子総務大臣は、携帯電話各社が去年から導入している割安な料金プランの契約数がこの1年で2.5倍余りに増えたとして、引き続き契約の乗り換えがしやすくなるよう、事業者間の競争を一層促していく考えを示しました。
携帯電話の料金をめぐっては、政府の値下げ要請に応じる形で、去年から各社が従来より割安な料金プランを導入し、事業者間の競争が活発になっています。
これについて、金子総務大臣は28日の閣議のあとの会見で、去年2月以降に主な携帯電話会社が導入した割安な料金プランの契約数が、先月末の時点でおよそ4050万件になったことを明らかにしました。
去年5月からの1年間でみると2.5倍余りに増加し、一般の利用者向けの契約に占める割合はおよそ27%になったとしています。
金子総務大臣は「利用者のニーズに合った事業者や料金プランに乗り換えをしやすい環境整備に取り組んでいく」と述べ、事業者間の競争を一層促していく考えを示しました。