全国初 カジキ釣りの国際大会 8月開催へ 茨城 大洗町
茨城県は全国で初めて、海外からも参加者を招いてのカジキ釣りの国際大会をことし8月に大洗町で開催すると発表しました。
この大会は「大洗インターナショナルフィッシングフェスティバル」という名前で、8月27日と28日の2日間、茨城県や大洗町などからなる実行委員会が開催する予定です。
大洗沖はカジキ釣りの愛好家の間で人気のスポットとなっていて、2006年から、船からルアーを流してカジキを釣り上げる「トローリング」という方法での国内大会が開かれていました。
これまでは法律の規制により、外国人はトローリングができませんでしたが、先月水産庁の審議会で規制を緩和する方針が示され、今後、場所と期間を限定する形で外国人もトローリングが可能になるということです。
大会には50チームほどの参加を見込んでいて、大洗マリーナを拠点にして茨城沖でカジキを釣り、数や重さで順位を決めます。
また、地域の観光の活性化につなげようと、期間中は釣りに関するイベントを開いたり、飲食ブースを設けたりして大会の参加者以外も楽しめるようにするということです。
大井川知事は「カジキ釣り大会には、海外の富裕層の参加が見込まれるので、ひたちなか・大洗地域のブランド力を上げる大きな一助になる」と話しています。