富山市にある県立中央農業高校では、毎年、授業で農薬を使用しない稲作のさまざまな実験を行っていて、ことしは東京のベンチャー企業が開発したアイガモのロボットを試すことにしました。
31日は3年生6人が技術者から操作手順などを学んだあと、ロボットを学校の水田に浮かべました。
ロボットは縦1メートル30センチ横90センチほどで、太陽光発電で動きます。
水田の雑草の繁殖抑える“アイガモ農法” ロボットで実験 富山
水田で農薬を使わずに雑草の繁殖を抑えるアイガモ農法を、ロボットで行う全国的にも珍しい実験が富山市の農業高校で始まりました。
GPSも搭載していて、自動的に泳ぎ回って棒状のスクリューで泥を巻き上げることで水中の光をさえぎり、雑草の繁殖を抑えるということで本物のアイガモと同じ効果が期待されています。
実験に使う水田はドジョウを養殖する生けすともつながっていて、生徒たちは雑草の抑制効果とともに、ドジョウが順調に育つか調べることにしています。
生徒の1人は「去年は手作業で雑草取りをしていたので、ことしはすごく楽になります」と話していました。
県立中央農業高校の室井康志教頭は「これからのスマート農業の推進には欠かせないと思いロボを導入しました。新しい技術を今後も授業に取り入れて生徒の探究心を伸ばしたいです」と話していました。
実験に使う水田はドジョウを養殖する生けすともつながっていて、生徒たちは雑草の抑制効果とともに、ドジョウが順調に育つか調べることにしています。
生徒の1人は「去年は手作業で雑草取りをしていたので、ことしはすごく楽になります」と話していました。
県立中央農業高校の室井康志教頭は「これからのスマート農業の推進には欠かせないと思いロボを導入しました。新しい技術を今後も授業に取り入れて生徒の探究心を伸ばしたいです」と話していました。