これは射水市で地域おこしに取り組んでいる若者たちの団体が行ったもので、市内の畑には親子連れなどおよそ30人が集まりました。
参加者たちは陸上競技の指導者などに教わりながら、はじめに凹凸のある地面の上で歩きながらのストレッチやランニングを行いました。
このあとスコップやバケツを使って堆肥を運び、およそ300平方メートルの範囲にまんべんなくまいていきました。
こうした農作業をしながら体を鍛える取り組みは「アグリスポーツ」と呼ばれ、食育にもつながることから最近では大手スポーツ用品メーカーも普及に取り組んでいるということです。
参加した7歳の男の子は「堆肥の土が重くていい運動になりました」と話していました。
また8歳の女の子は「楽しかったです。体をいっぱい動かしました」と話していました。
農作業で体を鍛える「アグリスポーツ」に子どもたち参加 富山
農作業を通して子どもたちの体を鍛える「アグリスポーツ」という新しい取り組みが富山県射水市で始まりました。
主催者のひとりで陸上競技指導者の西村顕志さん(27)は「整地されたグラウンドでのトレーニングでは決まった筋肉しか使わず体が固まってしまうが、農作業では全身の筋肉を使うので非常に効果があります。今後も普及に努めたい」と話していました。
団体では今後この畑にジャガイモなどを植えることにしていて、収穫まで定期的にこうした取り組みを行うことにしています。
団体では今後この畑にジャガイモなどを植えることにしていて、収穫まで定期的にこうした取り組みを行うことにしています。