ソメイヨシノ 平年より早く開花か 東京都心で今月16日の予想

各地で春本番のような暖かさとなっていますが、ことしは平年より早く「桜の便り」が届きそうです。気象会社などによる最新のサクラの開花予想では、ことしのソメイヨシノの開花は東京の都心で今月16日と予想されています。

日本気象協会が9日に発表した、この春のソメイヨシノの開花予想によりますと、最も早いのは
▽東京の都心と福岡市、高知市の今月16日で
次いで
▽名古屋市の今月18日
▽広島市の今月20日
▽大阪市の今月22日
▽仙台市の今月29日
▽札幌市の来月26日などと
すべての地域で平年より早くなっています。

また、民間の気象会社「ウェザーマップ」の発表では、最も早いのは
▽東京の都心と福岡市の今月16日で
次いで
▽広島市と名古屋市の今月18日
▽高知市の今月19日
▽大阪市の今月22日
▽仙台市の今月25日
▽札幌市の来月23日などと
こちらもすべての地域で平年より早いと予想しています。

いずれの予想でも平年より数日から1週間余り早い「桜の便り」となる見込みで、日本気象協会によりますと、ここ数日は九州から東北にかけて最高気温が20度前後の春の陽気となり、今後も平年より気温が高い状態が続くとみられるためだとしています。

気象会社などは今後も最新のデータに基づき、開花予想を発表する予定です。