ウクライナから避難 日本に親族いない人の生活費支援 1年延長

ロシアによるウクライナ侵攻から1年を迎える中、政府は、日本に避難してきたウクライナの人たちのうち、日本に親族や知人がいない場合の生活費の支援を1年間延長し、2年間とすることにしました。

政府は、ウクライナからの避難民を積極的に受け入れていて、日本に親族や知人がいない人たちに対し、一時滞在先のホテルを出たあと、生活費として、12歳以上については1日当たり2400円を支給するなどの支援を、去年3月から行っています。

この支援は当初、半年程度としていましたが、侵攻の長期化に伴い、去年9月に半年間延長し、さらに今回、侵攻から1年を迎える中、情勢が依然として不透明だとして、新たに1年間延長し、2年間とするとしています。

出入国在留管理庁によりますと、これまでにウクライナからの避難民を2300人余り受け入れていて、このうち、今月15日現在で239人がこうした支援を受けているということです。