ウクライナ避難民と交流会 侵攻1年を前に平和祈る 福岡

ロシアによるウクライナ侵攻が始まってまもなく1年となります。福岡県内に避難してきたウクライナ人と地域の人たちの交流会が開かれ、ウクライナの国旗の色の青と黄色の折り鶴をつくって平和を祈りました。

福岡市中央区で行われた交流会には、県内に避難するウクライナ人や地域の家族連れなどおよそ40人が参加し、ウクライナの料理や観光名所を学びながら交流を深めました。

参加した人たち全員で、ウクライナの国旗の色の青と黄色の折り紙を使って折り鶴をつくり、平和を祈りました。

そして、福岡県内に住み、ウクライナから避難してきた両親を受け入れた平山アンナさんが、ウクライナ伝統の歌謡曲を披露しました。

参加した小学4年生の女の子は「ウクライナの人に折り紙の折り方を教えたり、アニメの話をしたりして楽しかったです。早く戦争が終わりますようにと折り紙に思いを込めました」と話していました。

平山さんは「参加者が、ウクライナはどういう国か気にしてくれてすごくうれしかったです。日本の子どもたちには、平和は当たり前と思っていますが、幸せだということを理解してほしいです」と話していました。