京都市中京区の「錦市場」は串揚げや焼き物を販売するおよそ130の店が軒を連ねていて、新型コロナの感染拡大前には大勢の観光客が訪れ、食べ歩きなどで出るゴミの処理費用が課題となっていました。
観光客の増加が見込まれる中、商店街は、2月10日から大手旅行会社と協力して、処理費用の一部を負担してもらおうという実証実験を始めました。
ゴミ捨てる人が処理費用の一部負担 実証実験 京都 錦市場
観光客のゴミの処理費用が課題となっている京都の錦市場でゴミを捨てる人に処理費用の一部を負担してもらう実証実験が行われています。実験は2回目で、前回は呼びかけが伝わらず、集まった金額が少なかったということで、今回が再挑戦となります。
専用のゴミ箱に掲示されたQRコードをスマートフォンで読み取り、1回100円をキャッシュレス決済を使って寄付してもらう仕組みです。
このゴミ箱は商店街に8つ設置されています。
同様の実験は、去年もおよそ1か月間行われましたが、呼びかけに気付かない人も多く、集まった金額は1100円余りにとどまりました。
今回は、目標を1万円とし、多くの人に気付いてもらえるよう、ゴミ箱には専門学校の協力で舞妓さんがゴミを捨てる姿が描かれ、目立つデザインになっています。
このゴミ箱は商店街に8つ設置されています。
同様の実験は、去年もおよそ1か月間行われましたが、呼びかけに気付かない人も多く、集まった金額は1100円余りにとどまりました。
今回は、目標を1万円とし、多くの人に気付いてもらえるよう、ゴミ箱には専門学校の協力で舞妓さんがゴミを捨てる姿が描かれ、目立つデザインになっています。
錦市場商店街振興組合の木村一平さんは「錦市場がいい状態で続いていくようぜひ成功させたい」と話していました。
実験は3月10日までで、協力する旅行会社は来年度の事業化を目指すとしています。
実験は3月10日までで、協力する旅行会社は来年度の事業化を目指すとしています。