この施設は、農機具などを手がける大手機械メーカーが、東京 八重洲に開業する大型の複合ビルに13日にオープンします。
ビルの中には6つの店舗などが設けられ、このうちコメを販売する店舗には、全国26の産地から集めたブランド米が並んでいます。
炊いた時の粘りや食感、粒の大きさなどが5段階で表示されていて、自分の好みのコメを選べるようになっています。
また、イタリア料理のレストランでは、米粉を使ったパスタや米焼酎を材料にしたティラミスなどを提供しています。
コメの消費は減少傾向が続いていて、物価の高騰が続く中でもコメの価格は下落傾向となっています。
「ヤンマー」の長屋明浩取締役は「国内でコメの消費は減っているが、栄養価が高く、効率のいい食べ物なので、少しでも農業やコメに対する思いをつないでいく施設にしたい」と話していました。
コメの消費拡大に向けては、コンビニエンスストア大手が全国各地のブランド米を100%使ったおにぎりの販売を始めるなど、企業の動きが活発になっています。
消費拡大へ コメがテーマの商業施設 あすオープン 東京 八重洲
コメをテーマにした商業施設が、東京 八重洲にオープンすることになり、12日、報道陣に公開されました。