徳島 JR学駅 “入学”入場券とお守りのセット 受験生らに人気

受験シーズンを前に、徳島県吉野川市にあるJR学駅では「入学」と書かれた入場券とセットになった、合格祈願のお守りが販売され、大勢の受験生や家族が買い求めています。

JR徳島線の学駅の入場券は、入場を表す「入」の字と、駅名の「学」の字が印刷され、縦に読むと「入学」と読めることから、合格祈願のお守りとして受験生に人気を集めています。
このため、ふだんは無人駅ですが、毎年、受験シーズンになると構内に特別窓口が設けられ、入場券の入った「合格祈願きっぷ」を販売しています。
「ご入学」の語呂合わせから、5枚の入場券とお守り袋がセットになっていて、各地から訪れた受験生や家族などが次々と買い求めていました。
また、駅では地元産のお米で、風雨に強く、粘りがある「あきさかり」も「入学米」として販売され、訪れた人たちは、お守りと一緒に購入していました。

高校受験を控えた男子中学生は「もうあまり時間はないけど、がんばって合格したい」と話していました。

また、広島市から訪れた親子は「なんとか合格してほしい。お米も買ったので、これでバッチリです」と話していました。
学駅での「合格祈願きっぷ」の販売は、今月9日まで行われ、四国の主要な駅などでは、期間を設けず販売される予定です。