また、雪の状況によっては広範囲で通行止めとなる可能性があるほか、高速道路と合わせて並行して走る国道なども同時に通行止めとするおそれがあるとして、通行ルートなどの見直しを行うよう求めています。
さらに、事業用の車が冬用タイヤやチェーンを装着せずに立往生した場合、悪質なケースについては行政処分の対象となるとしています。
国土交通省環境安全・防災課の高松諭課長は「立往生が発生して車が動けなくなると除雪車が近づけなくなり、消防車や救急車など緊急自動車が動けなくなるおそれがある。また長期化すると食料や燃料の問題にも波及するので、大雪の際には不要不急の外出を控えてほしい」と呼びかけました。
「大雪に対する緊急発表」“大雪の場合不要不急の外出控えて”
22日以降、大雪が予想されるとして、国土交通省と気象庁は「大雪に対する緊急発表」を行いました。大雪が予想される地域では、雪による車の立往生に警戒し、不要不急の外出は控えるよう呼びかけています。
21日夕方に出された「大雪に対する緊急発表」によりますと、22日から26日ごろにかけて冬型の気圧配置が強まる影響で、西日本から北日本の日本海側を中心に長期間にわたって広い範囲で大雪となるおそれがあります。
このため、車の立往生に警戒が必要だとした上で、
▽不要不急の外出を避け、
▽やむを得ず車を運転する場合は冬用タイヤやチェーンを装着するよう呼びかけています。
各地の警戒が必要な期間(21日午後5時時点)
21日午後5時時点の各地の警戒が必要な期間です。
大雪は
▽北海道が22日朝から23日
▽東北が23日から24日
▽関東甲信が24日から25日
▽北陸と新潟県は23日から25日
▽東海と近畿が23日から24日です。
▽中国地方は22日朝から24日にかけてで、特に22日朝から23日は警報級の大雪の可能性が高くなっています。
▽四国は23日、九州北部は23日から24日となっています。
暴風雪と暴風に警戒が必要な時間帯は
▽北海道が22日朝から24日で、特に22日朝から23日は警報級の可能性が高くなっています。
▽東北が22日朝から24日で、特に23日は警報級の可能性が高くなっています。
▽北陸と新潟県は22日朝から23日
▽近畿が23日
▽中国地方は23日です。
▽九州北部は23日、特に警報級の可能性が高くなっています。
大雪は
▽北海道が22日朝から23日
▽東北が23日から24日
▽関東甲信が24日から25日
▽北陸と新潟県は23日から25日
▽東海と近畿が23日から24日です。
▽中国地方は22日朝から24日にかけてで、特に22日朝から23日は警報級の大雪の可能性が高くなっています。
▽四国は23日、九州北部は23日から24日となっています。
暴風雪と暴風に警戒が必要な時間帯は
▽北海道が22日朝から24日で、特に22日朝から23日は警報級の可能性が高くなっています。
▽東北が22日朝から24日で、特に23日は警報級の可能性が高くなっています。
▽北陸と新潟県は22日朝から23日
▽近畿が23日
▽中国地方は23日です。
▽九州北部は23日、特に警報級の可能性が高くなっています。
新潟 複数の国道で立往生の経緯は
新潟県では、大雪の影響で、複数の国道で立往生が発生しました。
立往生は、国が管理する国道8号と17号で発生しました。
国土交通省によりますと、柏崎市の国道8号では、19日の午前9時40分ごろから断続的に立往生する車両が発生していました。
道路を管理する国土交通省は、午後3時40分に国道8号の22キロの区間を全面通行止めにしましたが、この時点で区間内にはすでに多くの車が滞留していたということです。
立往生した車両は20日午前1時には800台に達し、その後、通行止めが解除されたのは21日午前6時になってからでした。
一方、長岡市から見附市の間の国道17号と国道8号で発生した立往生。19日の夕方の前に小千谷市の「越の大橋」付近で故障車両が長時間停車し、大きな渋滞につながりました。
その後、集中的に除雪をしましたが、午後10時以降、渋滞の中で雪が降り続いて道路上の雪が圧雪状態となり、断続的に立往生する車両が発生したということです。
このため20日の午前3時には全面通行止めにしましたが、区間内に多くの車両が滞留していて、全面通行止めの解除は21日午前8時までかかりました。
いずれの国道も平行するように走る高速道路で通行止めが行われて国道に車両が集中したということで、国土交通省は当時の対応を検証することにしています。
立往生は、国が管理する国道8号と17号で発生しました。
国土交通省によりますと、柏崎市の国道8号では、19日の午前9時40分ごろから断続的に立往生する車両が発生していました。
道路を管理する国土交通省は、午後3時40分に国道8号の22キロの区間を全面通行止めにしましたが、この時点で区間内にはすでに多くの車が滞留していたということです。
立往生した車両は20日午前1時には800台に達し、その後、通行止めが解除されたのは21日午前6時になってからでした。
一方、長岡市から見附市の間の国道17号と国道8号で発生した立往生。19日の夕方の前に小千谷市の「越の大橋」付近で故障車両が長時間停車し、大きな渋滞につながりました。
その後、集中的に除雪をしましたが、午後10時以降、渋滞の中で雪が降り続いて道路上の雪が圧雪状態となり、断続的に立往生する車両が発生したということです。
このため20日の午前3時には全面通行止めにしましたが、区間内に多くの車両が滞留していて、全面通行止めの解除は21日午前8時までかかりました。
いずれの国道も平行するように走る高速道路で通行止めが行われて国道に車両が集中したということで、国土交通省は当時の対応を検証することにしています。