再来年春開業 北陸新幹線福井駅 ホームから見える“恐竜”設置

福井県の魅力をPRしようと、1年余りあとに開業する北陸新幹線の福井駅の近くに、9体の恐竜のモニュメントが新たに設置され、報道関係者向けにお披露目されました。

恐竜のモニュメントが設置されたのは、再来年春に予定される北陸新幹線の福井県内での開業に合わせて、福井市が駅前に建設している観光交流センターの屋上です。

屋上は、北陸新幹線の福井駅のホームから窓越しに眺めることができ、福井県内で化石が発掘された「フクイティタン」など、7種類9体の恐竜のモニュメントが設置されました。

福井の魅力を欲ばりにPRしようと、冬の味覚「越前がに」にかぶりつく小型の恐竜も用意されました。

一部の恐竜の台座にはQRコードが貼り付けられ、スマートフォンで読み込むと「AR=拡張現実」の技術で、画面から見える風景に恐竜が映し出されます。
この屋上のスペースは、施設のオープンにあわせて来年10月から入場できるようになります。

福井市新幹線整備課の小森宗泰さんは「新幹線で訪れた人が最初に目にする場所なので、わくわくする気分を感じてもらおうと、かわいらしい恐竜を設置しました。福井の認知度向上のきっかけになってほしい」と話していました。