令和5年用 年賀はがきの販売 全国の郵便局で一斉に始まる

来年、令和5年用の年賀はがきの販売が、全国の郵便局で11月1日から一斉に始まりました。

このうち東京 千代田区の東京中央郵便局では、1日午前9時から来年の干支(えと)の「うさぎ」のイラストなどが描かれた年賀はがきの販売が始まりました。

またこの郵便局では、地元の小学生およそ70人が窓口で年賀はがきの購入を体験する催しも開かれ、子どもたちは宛名の書き方や年賀状の歴史について説明を受けていました。

4年生の女子児童は「先生や友達などいろんな人に書きたいです」と話していました。

日本郵便によりますと、メールなどで新年のあいさつをするケースが増えていることなどから、来年用の年賀はがきの発行枚数は、ことし分より1割ほど少ない16億4000万枚と、これまでで最も多かった平成16年用に比べ、6割余り少なくなっています。
こうした中、日本郵便では、通話アプリ「LINE」を使い、年賀はがきのような見た目のメッセージをやり取りできる「スマートねんが」の販売を始めていて、ことしは105種類のデザインが用意されるということです。

年賀はがきの受け付けは、12月15日から始まります。