北海道 美瑛町「青い池」 夜間のライトアップ開始前に試験点灯

神秘的な景色で、観光客に人気がある北海道美瑛町の「青い池」で11月1日から夜間のライトアップが始まるのを前に、31日夜、試験点灯が行われました。

十勝岳のふもとにある美瑛町の「青い池」は、火山の成分のアルミニウムなどの影響で青く見える湖面と、枯れたカラマツが神秘的な雰囲気を生み出す人気スポットで、多くの観光客でにぎわいます。

美瑛町は、冬の新たな魅力を生み出そうと例年、11月から翌年の4月にかけて夜間のライトアップを行っていて、11月1日からのライトアップを前に、試験点灯が行われました。

担当者はライトの位置を確認し午後5時すぎにスイッチを入れると、15基ほどのLEDライトが池を照らし、暗闇に池の青色が浮かび上がりました。

池とライトが織り成す幻想的な光景に、居合わせた観光客などは「すごい」と声を上げたり、写真を撮ったりしていました。

大阪から来たという20代の女性は、「こんな光景が見られるなんてとてもラッキーです。家族を連れてまた見に来たいです」と、笑顔で話していました。

美瑛町商工観光交流課の中渡礼時さんは、「夜の光景もすばらしいので、ぜひ多くの方に足を運んでいただきたいです」と話していました。

「青い池」のライトアップは、11月1日から来年の4月30日まで行われます。