初のパンダ来日からきょうで50年 上野動物園では記念イベント

日本にパンダが来て28日でちょうど50年になります。
日本で初めてパンダを受け入れた東京の上野動物園では、記念のイベントが開かれています。

今からちょうど50年前の昭和47年10月28日、日中の国交正常化を記念して、東京 台東区の上野動物園に初めてジャイアントパンダのオスの「カンカン」とメスの「ランラン」が贈られ、パンダブームを巻き起こしました。
その後、日本生まれの赤ちゃんとして初めて公開された「トントン」や、初の自然交配で生まれ育った「シャンシャン」、そして、去年、誕生した双子など、これまでに上野動物園で飼育されたパンダは15頭に上ります。

上野動物園では、パンダが来て50年を記念するイベントが先週から行われていて、28日からは「カンカン」と「ランラン」が移動するのに使われた専用のおりが展示されるほか、園のパンダの歴史を振り返るパネル展が開催されます。
このほか30日には専門家を招いて、パンダを飼育する動物園の取り組みなどを紹介するオンライン講演会が開かれます。