犯罪対策をゲーム形式で学ぶ 防犯シミュレーター公開 警視庁
子どもなど若い世代に防犯の知識を身につけてもらおうと、警視庁は特殊詐欺など身の回りに潜む犯罪への対策をゲーム形式で疑似体験しながら学ぶ「防犯シミュレーター」をホームページに公開しました。
警視庁が公開したのは、防犯シミュレーター「未来へのメソッド」です。
子どもなど若い世代に楽しみながら防犯の知識を身につけてもらおうと開発したということで、5日、報道機関向けの発表会が開かれました。
「未来へのメソッド」は、治安が悪化した未来の東京を救うため、主人公が犯罪を防いで住みやすい環境を取り戻すための方法を習得していくという内容で、自転車窃盗や特殊詐欺などの犯罪への対策を疑似体験する構成になっています。
公開の期間は来年の3月末までで、警視庁のホームページや警視庁の防犯アプリ「デジポリス」で誰でも無料で利用できるということです。
発表会に出席した警視庁生活安全部の青山彩子部長は「1人でも多くの都民の方に体験してもらい、防犯活動に役立ててもらいたい」と利用を呼びかけました。