こうした中、先月29日に東京 日本橋にオープンしたホテルは長期滞在をする外国人観光客などをターゲットにしています。
およそ60平方メートルの客室にキッチンや洗濯機のほかベッドルームも2か所備えていて英語やスペイン語など多言語で対応できるスタッフを配置しています。
外国人向けホテル 開業や計画相次ぐ 水際対策緩和で需要見込む
政府の水際対策の緩和に伴って外国人観光客の回復が期待される中、外国人向けのサービスを拡充した新たなホテルの開業や計画が相次いでいます。
政府は今月11日に短期滞在のビザの取得免除や外国人の個人旅行の解禁など水際対策を大幅に緩和しインバウンド需要の回復が期待されています。
ホテルの運営会社は年内に同様のホテルを東京都内や大阪に4か所開業する予定です。
コスモスホテルマネジメントの藤岡英樹社長は「水際対策緩和の発表直後から今までの4倍から5倍の予約が入り本当に驚いている。今後、海外からのお客様はさらに増えるだろうと期待している」と話していました。
コスモスホテルマネジメントの藤岡英樹社長は「水際対策緩和の発表直後から今までの4倍から5倍の予約が入り本当に驚いている。今後、海外からのお客様はさらに増えるだろうと期待している」と話していました。
一方、JR東日本が来年、福島県いわき市と都内で開業するホテルは交通系ICカードとスマートフォンを使って予約からチェックインそれにチェックアウトまでの手続きができます。
日本語ができない外国人観光客にもチャットやビデオ通話を通じて多言語で対応できるようにする計画で、増加が見込まれるインバウンド需要を取り込もうという動きがホテル業界で広がっています。