入国者数の上限撤廃など 水際対策 来月以降早期に緩和へ 政府
新型コロナの水際対策について、政府は来月以降、できるだけ早く緩和し入国者数の上限を撤廃するとともに、自由な個人旅行を認め、短期滞在のビザを免除する方向で調整を進めています。
新型コロナの水際対策について、政府は段階的に緩和を進めていて、今月7日からは1日当たりの入国者数の上限を5万人に引き上げたほか、観光目的の外国人の入国について、ツアー形式なら添乗員を伴わなくても認めています。
政府は、感染者の減少傾向が続いているほか、円安を背景に海外からの観光客の増加が見込まれ経済効果が期待できるとして、来月以降、できるだけ早くさらに緩和する方針です。
具体的には
▽1日当たり5万人となっている入国者数の上限を撤廃するとともに、
▽ツアー以外の個人旅行も認めるほか、
▽およそ70の国や地域からの入国者を対象に、90日間以内の短期滞在のビザを免除する措置を再開する方向で調整を進めています。
政府は、引き続き感染状況などを見極めたうえで、具体的な緩和時期を判断することにしています。