28日、横浜市の横浜武道館で行われた初めてのイベントには、都府県ごとに選ばれた小学6年生200人近くが参加しました。
子どもたちは準備運動を行ったあと、男女の体重別にわかれて練習試合を行い、勝ち抜きではなく1人2試合ずつそれぞれ対戦しました。
“勝利至上主義“で全国大会廃止の小学生柔道 新イベント開催
行き過ぎた勝利至上主義を理由に廃止された柔道の小学生の全国大会に代わる新たなイベントが横浜市で開催され、子どもたちが練習試合などを通じて柔道を楽しみました。
柔道の小学生の全国大会「全国小学生学年別大会」は、保護者や指導者などによる行き過ぎた勝利至上主義が散見されるという理由でことし廃止され、全日本柔道連盟は、それに代わるイベントとして正しいルールや技を学ぶ「全日本小学生柔道育成プロジェクト」を新たに立ち上げました。
そのあとの柔道教室では、シドニーオリンピックで金メダルを獲得した井上康生さんや、オリンピック2連覇を達成した谷本歩実さんが講師を務めました。
井上さんが得意技でもある大内刈りを披露すると、子どもたちは技をかけるポイントを学ぼうと真剣な表情で見入っていました。
高知県の選考会を経て参加した浜渦琴羽さんは、「個人戦で全国大会に出るのを楽しみにしていたので大会がなくなったのは悲しいですが代わりのイベントが楽しかったので来てよかったです」と話していました。
講師を務めた井上さんは、「子どもたちが楽しそうにプログラムをやっていたことはうれしく思う。今後、柔道界が何を取り組んでいくべきかこのイベントを次につなげたい」と話していました。
全柔連は、参加した子どもや指導者などの意見を聞きながら、どういう形でイベントを進めるか検討することにしています。
井上さんが得意技でもある大内刈りを披露すると、子どもたちは技をかけるポイントを学ぼうと真剣な表情で見入っていました。
高知県の選考会を経て参加した浜渦琴羽さんは、「個人戦で全国大会に出るのを楽しみにしていたので大会がなくなったのは悲しいですが代わりのイベントが楽しかったので来てよかったです」と話していました。
講師を務めた井上さんは、「子どもたちが楽しそうにプログラムをやっていたことはうれしく思う。今後、柔道界が何を取り組んでいくべきかこのイベントを次につなげたい」と話していました。
全柔連は、参加した子どもや指導者などの意見を聞きながら、どういう形でイベントを進めるか検討することにしています。