日本と外交関係結んで50年 モンゴルで阿波踊りとよさこい披露

日本とモンゴルが外交関係を結んでからことしで50年になるのを記念して、両国の踊りを披露する催しが、モンゴルの首都ウランバートルで開かれました。

22日に開かれた催しでは、日本からは徳島の阿波踊りと高知のよさこいが披露され、徳島や高知の関係者などとモンゴルの人たち合わせておよそ1500人が集まりました。

会場では、笛や太鼓などで奏でるお囃子やかけ声に合わせて阿波踊りが披露され、日本の人たちがモンゴルの人たちに腕や足の動かし方を教え、一緒に踊りを楽しんでいました。

夜には会場がライトアップされる中、よさこいのチームが「鳴子」を打ち鳴らしながら力強い踊りを披露したほか、モンゴルの人たちも伝統的な衣装を着て踊るなど、友好を深めました。

催しを企画した徳島にあるモンゴル国名誉領事館の河内志郎名誉領事は、「モンゴルの皆さんも歌と踊りが大好きで、両国の交流が深まったように感じます」と話していました。