気象庁は「高温に関する気象情報」を発表し、熱中症対策など、健康の管理に注意するよう呼びかけています。
専門家による調査では、猛烈な暑さが1週間から10日ほど続くと、熱中症による死者が急激に増える傾向がみられるということです。
6月下旬から7月上旬にかけて全国的に猛烈な暑さが続いたときも、高齢者などが熱中症の疑いで死亡するケースが相次ぎました。
こまめに水分を補給したり、冷房をちゅうちょなく適切に使用したりするほか、屋外で会話が少ない場面では、マスクを外して休憩するなど、熱中症対策を徹底するようにしてください。
西・東日本 来週にかけ連日猛暑日の予想 熱中症対策の徹底を
西日本と東日本では8月4日ごろにかけて、晴れて暖かい空気に覆われ、35度以上の猛烈な暑さが連日、続くおそれがあります。気象庁は熱中症対策を徹底するなど注意を呼びかけています。
28日は、西日本を中心に高気圧に覆われて晴れて気温が上がり、九州では37度を超える猛烈な暑さとなりました。
気象庁によりますと、
▽これから31日の日曜日にかけては、熱帯低気圧が台風に発達して日本に近づき、
▽その後、太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多くなる見込みです。
このため、南から暖かい空気が流れ込んだり、晴れて強い日ざしが照りつけたりして、西日本と東日本を中心に8月4日にかけて35度以上の猛烈な暑さが連日、続くと予想されています。
特に大阪市では、7月28日から8月2日まで6日連続で猛暑日が予想されています。