小学1年生全員にけん玉プレゼント 生産量全国1位の山形 長井

けん玉の生産量が全国1位の山形県長井市では、ことし入学した市内の小学1年生全員にけん玉がプレゼントされることになりました。

けん玉を製造している長井市内の企業は、子どもの時から親しんでもらおうと、市内の6つの小学校に通う1年生、170人全員にけん玉を贈ることにしました。

その1つ、長井小学校で20日に贈呈式が行われ、1年生の児童およそ80人が参加しました。

けん玉を製造している企業の梅津雄治社長が、けん玉の技「飛行機」や「日本一周」を披露すると、児童から大きな拍手がわき上がりました。

そして、代表の1年生に、けん玉と技が書かれたポスターを手渡し、児童は「大切に使います」と、はきはきと答えていました。

男子児童は「家でも大皿などの技をします。5歳くらいからやっていて、けん玉が大好きです」と話していました。

また、女子児童は「緑のけん玉をもらいました。家でも遊びたいです」と話していました。

梅津社長は「けん玉は、長井を代表する文化の1つで、年齢問わず楽しめるので、コミュニケーションのきっかけにしてほしいです」と話していました。