大阪・関西万博 公式キャラクターの愛称は「ミャクミャク」

2025年の大阪・関西万博の開幕まであと1000日となった18日、東京都内で記念のイベントが開かれ、公式キャラクターの愛称が「ミャクミャク」に決まったと発表されました。

このイベントは、開幕まで18日で1000日となった大阪・関西万博への機運を高めようと東京都内で開かれました。

イベントでは、まず実施主体である博覧会協会の十倉雅和会長が「大阪・関西万博はみんなでともにつくる万博、参加できる万博を目指している。キャラクターとともにメッセージを出して、共創の和を広げたい」とあいさつしました。

続いて、岸田総理大臣や十倉会長の立ち会いのもと、公式キャラクターの愛称が「ミャクミャク」になったと発表されました。

公式キャラクターは水の都・大阪から連想した青いキャラクターと赤い球体が連なるロゴマークと一体となった姿が特徴で、3万3000点を超える応募から選ばれました。

実施主体の博覧会協会によりますと、親しみやすさに加えて、歴史や伝統を「脈々」と引き継ぐという思いが込められているほか、万博のテーマに「命」が入っていることから「脈」ともつながっているということです。
博覧会協会では、今回、愛称が決まった公式キャラクターとともに、万博の機運醸成をさらに進めることにしています。

岸田首相もイベント出席「新しい時代 切りひらく機会に」

岸田総理大臣は18日夜、大阪・関西万博の開幕まで1000日となったことを記念するイベントに出席しました。

岸田総理大臣は「新型コロナやウクライナ情勢など、国の内外で歴史を画するような大きな課題に直面しており、これを乗り越えて、新しい時代を切りひらいていかなければならない。万博を最新の先端技術で時代を切りひらき、社会課題を解決していく機会にしたい。成功に向けて、自治体や経済界、多くの国民に協力をいただき、政府一丸となって準備を進めたい」と述べました。