「鉄腕アトム」連載開始70年で企画展 手塚さんのキャラ題材に

漫画家 手塚治虫さんの代表作の1つ「鉄腕アトム」の連載が始まってから70年となるのを記念して、現代のアーティストたちが手塚さんのキャラクターを題材に制作した作品の企画展が東京都内で開かれます。

この企画展は、1952年に「鉄腕アトム」が雑誌に連載されてから、ことしで70年になることから、イベントなどを手がける会社が東京 渋谷で開きます。

企画展では、さまざまな分野で活躍する6人のイラストレーターが手塚さんの作品を題材にして、それぞれの世界観をアクリル板に特殊な印刷技術で表現した作品、7点が展示されます。

このうち漫画家としても活躍する出水ぽすかさんの作品は、宇宙船が飛び交う空を背景に笑顔のアトムたちが描かれた幻想的な雰囲気の作品となっています。
またイラストレーターの「AF_KURO」さんが描いたアトムは、体内の機械が表現されていて、アトムの無機質な表情が印象的な作品となっています。

企画した会社の担当者は「展示を通して手塚作品に改めて興味をもってもらえたらうれしい」と話していました。

この企画展は今月30日まで東京 渋谷のカルチャースペース「SPAGHETTI」で開かれます。